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Ogni giorno sara` sereno!

Ogni giorno sara` sereno!

町編その1 アルゲーロ

     私たちの宿泊場所から車で10分足らずと近かったので、 Alghero アルゲーロ には何度も足を運びました。

                         まずは町の地図。これってイタリア全州共通?

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              私たちも行くまで知らなかったんですけど、アルゲーロって何気に デカイ!!!
     チェントロストーリコ(歴史的地区)と呼ばれる地区は、現在のアルゲーロの町の全体からすればこんなに小さい!
         新市街はホテルや夏に貸す用のアパートが海沿いに立ち並び、旧市外壁の外は商店街&メルカート、
                    内部はふっつぅ~のマンションやらスーパーが立ち並んでいました。

                           さて、そのチェントロストーリコに入ります。
        こんな感じで、歴史的地区の半分くらいは 市外壁 が残っていて、こんな風にいくつか入り口があります。

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               その壁にところどころ、そして壁が今は残ってないところにも は残っています。
               例えば、上の写真左の塔は、Magdalena(マッダレーナ?マグダレーナ?)の塔。
                                この塔の正面には・・・

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                    1855年8月14日に ガリバルディ が上陸したとのプレート。
      イタリア独立が1861年だから、その6年前?つい懐かしくなってネット検索をば・・・こんなん見つかりました!
                   いずれも Wikipedia です → イタリア統一運動 ガリバルディ

       元々歴史好きからイタリアに興味を持つようになった私、元々はルネサンス期の政治史が隙だったんだけど
           フィレンツェ大学に通っている時にとっていたイタリア統一史が面白くて・・・なので、“懐かしい”
   今やすっかり忘れて (アカンやん) しまいましたが、いつかリソルジメントの時代小説なんかをイタリア語で読みたいな。

                     さて、中へ入ると、 メインの広場 Piazza Civica

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              ここでマニーノがにまぁっとしてるのは、ジェラートを食べた後でご機嫌だからです(笑)
                   あてもなく、ぶらぶらと町散策するのにちょうどいい感じの大きさ。

                  町の中でたくさん、たくさん、もーええっ!ちゅうくらい目に付いたもの。

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        サンゴ のお店。ま、アルゲーロのある湾を il gorfo di corallo(サンゴ湾)って言うくらいですから。
     自分には何だか違うかなぁという感じだったので、マンマにはネックレスを、義妹にはピアスをお土産に買いました。

             いろんなお店が続く中・・・やっと教会を発見。一番大きな サンタマリア教会 です。

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       私たちが来た道からは教会の後ろ側で、その脇に小さな入り口が。入ると、ちょうど祭 壇の横あたりでした。
         厳かな雰囲気なのに、暴れん坊将軍が “そと!” と騒ぎ出したので、見学もそこそこに撤退(泣)
           別の日に行った時に正面を通ったら、結婚式に遭遇!ちょうど参列者との写真撮影中でした。

                     そこからふらっと出たら、海が見えたので海岸沿いの道へ。

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                        マニーノ君、海に落ちそうな勢いで怖かったですが・・・
       ここで、スローフード協会の推奨マーク“Osteria d'Italia”が張ってあった美味しそうなレストンを発見!!
    ・・・したのですが、今回は宿泊に3食付(かつ結構美味しかったし)なので、こういう楽しみはお預けです。残念!!

               この海岸沿いの通りは、行きに見た市外壁の上にあたり、ここでも塔が見られます。
                     写真左は塔ではなく、Reial の “garita =見張り所”

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              一方、↑右は内部に見える塔たち。壁はもうないけど、塔だけこんな風に残ってます。
                しかし、こっちの固有名詞はどう読むか分らん?というのが多いな、というのは、
                アルゲーロは スペイン・カタロニア文化が残った町 としても知られています。
                               例えば、道の名前の表示も・・・

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                    2ヶ国語表示! Via(通り)= Carrer、Veicolo(小道)= Carrero`
           それでもカタロニア語に触れられたのはコレくらいで、それどころかサルデニア語にもあまり・・・
        観光客慣れしているからか、あまりにもイタリア語とは違うので、完全2ヶ国語として使い分けてるのか。

             さて、言語としてはそれくらいでしたが、教会では本土で見ないタイプを見る事ができました。
                          アルゲーロではこちら、 サンミケーレ教会

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                          クーポラが色鮮やかなモザイクになっています。
        このクーポラは、その後訪れた Bosa ボーザ や、 Castelsardo カステルサルド にもありましたよ!
                  内部の雰囲気も、特にアーチや柱の部分にプリミティブな匂いがします。

                                     :::::

                         さて、アルゲーロの町は歩くだけではありません。
          ミニ列車と馬車 がガイド付(テープ・イタリア語・英語・スペイン語だったと思います)で出ています。
        馬車も捨てがたかったですが、乗る台が結構狭くてマニーノ的にどうかなってのもあったのでミニ列車に。
               最初にアルゲーロに行った時からマニーノは “きしゃ!” と食いついていたので、
               この日汽車乗るよ、というと車の中からかなりハイテンションで、もう、一直線!!!

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                        切符の半券をしっかり握り締めています・・・(笑)
            この Trenino Catalano、真のアルゲーロの歴史的地区をお見せします!とうたったいたけど
                 やはり狭い場所が多くて通れないみたいで、壁の中の道を通ったのはわずか。

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         写真左から、市民劇場前を通り、サンタマリア教会へ、サンタバルバラ教会の脇を通り、市外壁外へ。
             それでもなかなか楽しめましたよ♪お値段は大人1人5ユーロで、20分ほどでした。
                                 公式サイトは → こちら

                              その後、海沿いを散歩しました。

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             この大砲を見て、“ピーパータン!(ピーターパンをまだこうして間違える・笑)”と大喜び。
                今はピーターパンの絵本で大砲を乗ると、“のったー!”と満足気に言います。
                               夕焼けもとてもキレイでした。

                                     :::::

                 滞在も最後に近づいた頃、マニーノの昼寝の時間が遅くて19時に起きたので、
                        宿で夕食の後、夜のアルゲーロにもやってきました。

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                     昼間も素敵だけど、 夜は一段と雰囲気がある~!!!
                  人の混み具合もちょうど良くって、ジェラートを食べながらそぞろ歩き。
                               良い思い出になりました♪



                             町編その2 ボーザ に続きます


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